第3章 出会い
あなた「なに...何が言いたいの?」
死霊(しんき)「だからお前みたいなのに任せて大丈夫なの」
あなた「きっ...期待に応えられるようにがんばるよ」
死霊「俺...そういうきれいごと嫌いなんだよね」
天神「こらっおまえは神の使いなんだよ仮にも自分の主人に向かってなんという口の利き方を」
死霊「はいはい...用はこいつの翼になれってことだろ」
天神「こらっ待ちなさい」
天神様の話も聞かずに男の子は行ってしまった
天神「まったくあの子はいつもいつも...だから前の神とも上手くいかずに...」
あなた「あの...あの子は?」
天神「あぁ...大丈夫大丈夫、気がすんだら戻ってくるよ」
あなた「いえ...そうじゃなくて、あの子の名前は」
天神「...名前はない」
あなた「えっ...」
名前がない...それって
天神「だから花奏あなたがあの子に名前をあげる...そうすればあの子は君の死霊になって名前を呼べばいつでもあなたのもとに駆けつけるでしょう」
あなた「......そうですか...わかりました。ありがとうございます」
私は天神様にお礼を言って男の子を..私の死霊を探しにそこから出た