第2章 任務
星波が16歳になってすぐにカナエの訃報が届いた。
唯一の女の柱だったというのもあり、カナエを慕っていた星波はものすごく落ち込んだ。
しかし悲しんでばかりはいられない。
あれ以来一度も身体がおかしくなったことはない星波は、もう一度最前線に出たい、カナエさんの分も私が頸を斬る!と申し出た。
決意を胸に再び任務を受けるようになった星波は、不死川との任務に出かける。
「久しぶりの任務なんだってなァ!」
「はい!足を引っ張らないように気をつけます。」
「お前の強さならそれは大丈夫だろォ。俺は補佐に回るから、気にせずどんどんいけェ!」
不死川の心強い言葉に安心して鬼の元へと向かう。