第2章 任務
「もう一度行きますよっ!」
鬼ごっこをしていると突然星波の体がヒョイと消え、隊士たちが困惑する。
「き…れ、煉獄さんっ…」
そこにはジタバタと暴れる星波をがっしりと捕まえている杏寿郎が立っていた。
「星波は横からの不意打ちが苦手だぞ!今のようにやってみるといい!」
「なっ、煉獄さん!?それは言わないでください!?」
(やってみるといいって言われても全く見えなかった…柱怖ぇ…)
「煉獄さんっ下ろしてくださいっ」
「少年たちよ、しばし休憩だ!星波には少し付き合ってもらおう!」
「???」
訳が分からないまま抱えられて退出する星波。
((星波さん、炎柱様とどういう関係なんだ…?))