第17章 友達
「びっくりしたけど嬉しいっ!おめでとう義勇っ!」
「ありがとう」
「そんでどこまでシた?」
「どこまでとは……っな!宇隨!そんなこと教えるわけないだろう!?」
「お前らの子、楽しみにしてんぜぇ!ところでいつから一緒に住むんだ?ここか?」
「いや、桜の家に住むことになった。いずれ子が産まれた時に女方の家にいた方がいいだろう。俺はあと何年生きられるか分からない身だしな。今桜の家が部屋を用意してくれている。準備が整い次第引っ越す」
「婿になんのか?」
「いや、住むだけだ。桜には弟…椿がいるから、桜は冨岡姓を繋いでくれることになった」
「そうかぁ!良かったなぁ!」