第17章 友達
「宇隨ィ…」
「悪い悪い!でも質問は真剣だ!体位とか、頻度とか一晩の回数とか教えてくれよ!」
「いやいや待って宇隨さん!風弥は偶然ですっっ!作ろうとして作った訳では無いからコツなんてわかりませんっっ!…ってあぁ!なんで私こんな恥ずかしいことをっっ!」
焦って口を開いた星波が墓穴を掘る。
「星波!落ち着け星波っ!」
落ち着けといいながら人一倍落ち着きなくウロウロしている杏寿郎。
「お、俺も失礼するとしよう!」
杏寿郎は廊下に出ようとするが、なぜかドーンと壁に激突し、頭を押えながら部屋を出ていった。