第2章 任務
何度も何度も蹲りながらようやく自宅にたどり着くと、勢いよく戸を開ける。
「義勇!義勇!」
星波の大きな声に慌てて義勇が駆け寄ると、星波は勢いよく義勇にしがみつく。
「義勇!…うぅ…おかしいの…ふっ…ん…なんだか…身体が熱くて…はぁあ…た、たすけて…」
目を潤ませながら義勇を見つめると、真っ赤な顔をした義勇は状況を察して星波の小さな唇に口付けをする。
最初は啄むような口付けだったがだんだんと深く甘くなっていく。
「ぎ、ゆ…!?んぁっ…あっ…はぁ…」
くちゅくちゅと音を立てて舌を絡ませていくと、星波の体温が上がっていく。
ガクンと力の抜けた星波の腰に腕を回して支え寄せると、足りないと言わんばかりにさらに口付けをしていく。