第17章 友達
「みなさんとても仲がよろしいのね…」
桜が微笑むとみんなの視線が一気に桜の方へと向く。
「顔が赤いが体調でも悪いのか?日に当たりすぎか?」
義勇が桜に近付く。
「あ、わ、私っいえっ」
桜が動揺で余計に顔を赤くし、緊張で今にも倒れそうなくらい慌てている。
「義勇っっ!みんなあのねっ今日のお昼ごはん、桜さんも一緒でいいかな!?あ、こちらの方が桜さんですっ!」
星波は慌てて桜を助け、全員の紹介をする。
挨拶をしてみんなで少し立ち話をしたあと、和美と幸は帰宅した。
「さぁ店に行こう!」
「この前行った洋食屋さんがおいしかったですよ!」
「あ、私知っているわ!すぐ近くよね?」
「そうですそうですっっ」
「うむ!ではそこにしよう!」