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星空 【鬼滅の刃】

第16章 道


蕎麦が運ばれてくるまでの間、回る扇風機の羽をボーっと眺めていると、

「お姉さん、ひとり?」

突然見知らぬ男に声を掛けられて驚く星波。

「はい。何か御用ですか?」

「俺もひとりなんだけど、一緒に蕎麦食べない?」

「っ!?え、えっと…」

「はいはいお客さん!ザルそばお待たせ!あんた、店の中での迷惑行為はやめてくれよ!向こう座りなぁ!」

店員さんのおかげでひとりで落ち着いて蕎麦を食べることのできた星波は、会計に向かう。

「ごちそうさまでした。先程はありがとうございました」

「こちらこそありがとうね。お嬢さん、美人さんなんだから暗くなる前に帰りなさいね」

「美人さんだなんてっ…ふふ、ありがとうございます。暗くなる前に帰ります」

店を出た星波はまだ見ていない店へと向かう。
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