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星空 【鬼滅の刃】
第14章 入籍
「不死川は星波に渡さないのか?」
「何をォ?」
「菓子だ」
「何でだァ?」
「今日は星波の誕生日だろう」
「……………。はァ!?おい星波!お前今日誕生日なのか!?」
「は、はい!」
そういえば、思い返してみれば今まで一度も誕生日を祝ったことがなかった。
鬼狩りに忙しい毎日で、毎年自分の誕生日すら忘れていた程だ。
星波に詳しく聞いてみると、毎年義勇が高級菓子をくれる程度で、誕生日の祝いというものをしたことがなかったらしい。
星波も義勇の誕生日には食べ物を渡していたそうだ。
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