第1章 呼吸
「星波!この芋羊羹を食べるといい!」
杏寿郎が星波の口に入れようとすると、顔を真っ赤にした星波が固まる。
((その反応はなんだ星波っっっ!?))
「あらあらみなさん何をしているのかしら?星波さんがまだ何も食べられていないじゃない…星波さん、こちらを召し上がって?」
カナエがスプーンに白玉を乗せて星波の口に近づけると、星波がぱくんと食べた。
「んんー!おいしい~!カナエさんありがとうございますっ」
((ん゛んっ!かわいすぎるっ俺もやりたかった…他のやつにやらせてたまるか…))
次々とカナエが一口ずつ星波に食べさせていくのを、口をはさめずに見守る男たち…と、その男たちを呆れたように見る伊黒。