第13章 新生活
「ここのスイートポテトは本当にうまい!芋羊羹も最高だ!」
「ふえぇ…」
「千代さん、また奥の部屋をお借りしてもいいですか?」
「お乳かい?どうぞどうぞ!好きに使ってね~」
「ありがとうございますっっ!ちょっと行ってきます!」
星波が奥の部屋に行くと、杏寿郎が小声で話し始める。
「富岡にも協力してもらうぞ!」
「???」
杏寿郎から説明を受ける義勇。
あれから何度も男たちで話し合いをして内容を煮詰めたようだ。
「承知した」
そうこうしてるうちに星波と風弥、宇隨と不死川が戻ってきた。
「お待たせしましたぁ!」
「こっちも戻ってきたぜぇ!」
「うまかった!店主、礼を言う!」
「こちらこそありがとうございました!皆さんのおかげで今日は店を閉めてゆっくり過ごせそうです!」
そうして一行は店を後にして蝶屋敷に向かった。