• テキストサイズ

星空 【鬼滅の刃】

第13章 新生活


角を曲がると厨から明かりが漏れていた。

(…??)

中を覗くと不死川と千寿郎が並んで朝餉の支度をしていた。

「実弥…さん?」

不死川の姿を見て少しほっとする星波。

「おゥ。どうした?」

「風弥にお乳をあげ終わっても戻ってこなかったので …」

「そうかァ。心配させちまって悪い。家に住まわせてもらう分できることはしようと思ってなァ。料理は俺もできる。星波は戻って休んでろォ」

「星波さんは休んでてください!星波さんに手伝わせたなんて知られたら、俺が父上と兄上に怒られちゃいますからっ」

「さ、続きやるぞ千寿郎ォ」

「はいっ」

いつの間にか仲が深まっていた2人に驚いた星波だが、一緒に料理をしている姿はとても楽しそうで、ありがたく部屋に戻ることにした。
/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp