第1章 呼吸
今日はお館様に型を見ていただく日。
柱たちも呼ばれ緊張した面持ちで星波は技を出す。
壱ノ型 流れ星
弐ノ型 彗星
参ノ型 天の川
奥義 流星群
型自体は少ない星の呼吸だが威力は抜群で、何より煌びやかでとても綺麗だ。
「ド派手に綺麗だ…」
「とても綺麗ね…」
「星の呼吸かァ…」
「あぁ…綺麗だ…」
「星波…」
「…。」
「そうだろう!」
口々に感想を述べていると、
「星波に合った呼吸が見つかってよかったね。これで安心して任務を任せられそうだ。」
「はい!これからは鬼を滅殺するために日々邁進して参ります!」
そうして星波の半年以上に渡る柱修行が終わった。