第11章 明けた朝
「ぎゃああぁ!星波さあああぁんん!元気でしたかあああぁぁ!?」
「善逸くん!もう体調は大丈夫なの?」
「はい!炭治郎はまだ目を覚まさないんですけど、他の人たちもようやく回復してきたみたいです!」
「黄色い少年!久しいな!」
「あ、煉獄さ…ぎやあああぁ!その、その子がオッサンの!!」
「何だ派手に騒がしいな!」
「ひいぃ!あんたもいたのかよおぉ!」
「いたら悪いかよ!」
「どなたですか!…あ、星波さんじゃないですか!宇隨さんに煉獄さ……え…赤子!?」
今までの経緯を聞き状況を把握したアオイ。
「オッサンにそっくりとはいえ、赤子はやっぱりかわいいなぁ!」
かわいいかわいいと風弥を抱きデレデレとする善逸。
「外は寒い!まずは富岡のところに行こうか!」
アオイに部屋まで案内してもらう。
「兄上、俺たちは炭治郎さんのところに行ってきます!」
「うむ!」