• テキストサイズ

星空 【鬼滅の刃】

第10章 無限城


キューッ

「っ!?」

「どうした…?」

星波が飛び起きたので不思議そうな顔をする杏寿郎。

「い、いえ…。」

再び目を閉じる星波。

ギューーーッ

(こ、これは。)

「杏寿郎さん…」

「どうした?」

「あの、こんな時に本当に申し訳ないのですが…産まれる…かも、です…」

「よもや!」

千寿郎!千寿郎!と杏寿郎が慌てて千寿郎を呼ぶ。

「兄上!落ち着いてください!子はすぐには産まれません!産婆さんには、陣痛の間隔が10分間隔になってから呼びに来るように言われています!」

「そうか!さすが千寿郎だ!はははっ」

「星波さん、お産は体力勝負だと聞いておりますので、寝られるうちに寝た方が良いです!簡単に食べられるものを用意しておくので、次に目が覚めた時に召し上がってください!」

動揺する杏寿郎に比べ落ち着いている千寿郎に、くすくすと笑いながら安心する星波。

「ありがとう、千寿郎くん…」

星波は言われた通り目を瞑り眠る。
/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp