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星空 【鬼滅の刃】
第9章 柱稽古
杏寿郎は星波を見つけると、優しく肩をさする。
「腹の子は大丈夫か?」
「…はい。」
それだけ聞くと、星波を抱きかかえ外に向かう。
「では、帰るとしよう!邪魔をしたな!」
何も言わず帰ろうとする杏寿郎に痺れを切らした不死川が叫ぶ。
「んだよ!なんで何も聞かない!?なんで怒らない!?俺はそいつのこと犯したんだぞ!!」
「二度とこんなことはするな。」
杏寿郎はピシャリと静かにそう言うと、不死川邸を出ていった。
その場に居合わせた全員がぽかんとしていた。
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