• テキストサイズ

星空 【鬼滅の刃】

第9章 柱稽古


「実弥さんっ!」

星波が不死川の腕にしがみつく。

「チッ向こう行けェ星波」

「玄弥くんに何するつもりですか!」

(玄弥くんだとォ?)

「再起不能にすんだよォ。ただしなァ、今すぐ鬼殺隊を辞めるなら許してやる」

「ふざけんな!!あなたにそこまでする権利ないだろ!辞めるのを強要するな!さっき、弟なんかいないって言っただろうが!玄弥が何を選択したって口出しするな!才が有ろうが無かろうが、命を懸けて鬼と戦うと決めてんだ!兄貴じゃないって言うんなら絶対に俺は玄弥の邪魔をさせない!玄弥がいなきゃ上弦に勝てなかった!!再起不能なんかにさせるもんか!」

炭治郎が叫ぶ。

「そうかよォ。じゃあ、まずテメェから再起不能だ」

不死川が突然星波の手を振り払い炭治郎に向かって行ったので、突然のことに体勢を崩した星波が後ろにひっくり返りそうになる。
/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp