第9章 柱稽古
時透のところに行くと、けが人はほとんどいなかったが心が折れている人がたくさんいた。
薬を補充し終わると隊士たちに声をかけていく星波。
「頑張ってくださいね!!」
星波の笑顔に癒された隊士達は少し心が救われた。
蜜璃のところに行くと、隊士達がレオタードを着て踊っていた。
養蜂をしている甘露寺邸の甘い匂いに耐えられず、残念がる蜜璃に謝り、薬を補充するとすぐに次の伊黒のところに向かった。
伊黒のところでは目を逸らしたくなるほど、とんでもない稽古をしていた。
大怪我をする隊士が多かったのか薬がほとんどそこを尽きていたので、少し多めに補充して杏寿郎のところに向かった。