第6章 日輪刀
星波は、4人まとめて相手をすることになった。
結果は言うまでもなく星波の圧勝。
星波は日輪刀を折られたことで珍しくものすごく怒っていて、容赦なく4人に一撃を入れていった。
「星波はなァ、俺らとの厳しい稽古も根を上げずに努力をして自分の力で実力をあげてった。柱と稽古すれば実力が簡単につくなんてありえねェんだよ!」
「刀が他の人と違う、自分で道を見つけなければならない恐怖が君たちにわかるか?」
「そもそも人を蹴落として自分が認められようなんて考えがありえない。そんなやつは隊士を名乗る資格もない。女2人も辞めてしまえ。信用できない。ちゃんと努力をする奴らの迷惑だ。害だ。ネチネチ」
「と、言うわけだ。派手にお前らのことは上に報告しておく。…もう二度と俺らの周りを歩けると思うなよ?さっさと荷物をまとめて帝都を出ていけ。」
こうして、騒動は収束した。
蝶屋敷を抜け出した杏寿郎と誘った宇隨はしのぶに長々とお説教をされたのだった。