第6章 日輪刀
星波はその後宇隨と稽古をするが、息一つ乱さずこなしていく。
ドカアァン!
爆薬やら毒やら物騒な物が飛び交う。
杏寿郎との稽古では、大怪我をした後とは思えないほど素早く動く杏寿郎と、激しい攻撃をぶつけ合う様子に圧倒される。
不死川との稽古では、不死川が容赦なく星波を打ち付けていく様子に4人が引き始める。
星波も負けじと不死川に打ち込んでいくのを見てさらに引く。
「これでお前らとの実力の差がわかったか?」
「手を抜いてたのはお前らとの稽古の方にだ。手を抜いてもへばってたくせによく言うぜェ!」
「ふんっ、そうやって激しくするふりをして俺たちをびびらせるつもりなんだろう!」
「…まだ言うか。もう我慢ならねぇな!星波相手してやれっ!派手に全力でな!」