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星空 【鬼滅の刃】

第1章 呼吸


これから数ヶ月間も帰ってこられなくなると思うと寂しさが込上げる。
育った家と狭霧山にしばしの別れを告げ、気を引き締めて岩柱邸へと向かった。

岩柱との修行は今まで鱗滝の元で行っていた修行とは違い新鮮だったが、体力や筋力が向上しただけで岩の呼吸の適正ではなく、何もないままひと月が過ぎた。

蛇柱との稽古では太刀筋を重点的に指導してもらい、とても身になるひと月ではあったが、呼吸については全く進展がなかった。

音柱との修行では鬼殺隊のことだけではなく、忍びのことや毒などについても教えてもらった。
4人目の嫁にならないかと何度も誘われ、星波は貞操の危機を感じながら過ごしていたからか、回避能力も高まった。

花柱との修行も不発に終わるが、同じ歳のしのぶと仲良くなり、蝶屋敷では応急処置なども教えてもらった。
修行が終わったあとも蝶屋敷に住まないかという誘いを断り、星波は次なる風柱の屋敷へと向かった。
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