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星空 【鬼滅の刃】

第1章 呼吸


「ちょっと待て悲鳴嶼サンよォ。俺の稽古に女がついてこれるとは思わねェな!」

「ふむ。いい考えだね行冥。実は星波は生まれつき全集中常中ができるんだ。厳しい稽古にもついていけるんじゃないかな?」

「全集中常中を生まれつき!?しかしお館様!俺は無理です!」

「そんなことを言わず頼まれてくれないかな実弥。」

「…御意。」

どんどんと進んでいく話についていけず、置いてけぼりになっている星波はぽかーんと様子を見ている。

「ごめんね、星波。星波の意思を聞くのを忘れていたね。柱のみんなの考えてくれた提案を受けてくれるかな?」

「はい。私もきちんと適正を知りたいです。柱のみなさま、お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願い致します。」

そうして水の呼吸の義勇は抜いて、ひと月ずつ住み込みで行冥→小芭内→天元→カナエ→実弥→杏寿郎の順で稽古をつけてもらうことになった。
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