第5章 遊郭
「よぉ、うまくやってるか?」
「け、気配を探ってみましたが、ここには須磨さんも鬼もいないみたいです。お役に立てずすみません…ところで宇髄さんはなぜここに?」
「任務とはいえ他の男に抱かれたらかわいそうだと思って…俺が買った。」
「…え?あ、あぁ!お気遣いしてくださったんですね!ありがとうございます。すぐ戻られますか?」
「いや、お前を抱く」
「いや、そんなご冗談を…」
ズイっと近づき星波に口付けをする。
「んぅっ…んんん!んーんーっ!」
ドンドンと胸を叩くとようやく解放され、ぷはぁっと息を吸う。
「なっっ!?」
「星波、派手にいい女だよなぁ。煉獄が惚れるのもわかるぜ。俺の4人目の嫁になれよ」
シュッ………バリンッ!
どこからが飛んできた皿が宇髄をかすめて割れる。
「何だぁ?ちっ。しょうがねぇ、様子を見てくるか。」