第3章 那田蜘蛛山
不死川は手ぬぐいを出して患部を優しく抑えると、隣の部屋に星波を連れて行く。
後から来たしのぶが薬を塗り包帯を巻く。
「星波、悪かった…」
「いえ、私の方こそ勝手に手を出してしまいすみませんでした…」
「そうですよ星波さんっ!全く…無茶をして…」
(不死川さん、あとで毒でも盛ってやりましょう)
手当を終えた3人が庭に戻る。
「炭治郎の話はこれで終わり、下がっていいよ」
ちょうど話が終わったところだった。
「では竈門くんは私の屋敷でお預かり致しましょう!はい!連れて行ってください!」
しのぶが言うと隠が出てきて炭治郎と禰豆子を回収する。