夢幻泡影【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中
第6章 アニマートに色づく日常【鉄骨娘/始まり】
「詞織、ディ○ニーランドに行きたいか?」
「なんで?」
「アイツらが行きたがってるから、オマエも行きたいのかと思って」
ふーん、と気のない返事をして、詞織は一度 虎杖たちへ目を向けた。
「特別 行きたいとは思ってないけど……メグが連れて行ってくれるなら、どこでも行く。ディ○ニーランドでも中華街でも、近くのデパートでも。メグが一緒なら、“絶対”楽しいから」
また……そういう台詞を恥ずかしげもなく……。
ここで“絶対”は反則だろ。
黙った自分に小首を傾げる詞織から逃れるようにして、伏黒は片手で熱を持った顔を隠した。
今度どこか連れていくか。
きっと詞織は、場所なんて気にしない。だったら、ディズ○ーランドも中華街みたいな大袈裟なところじゃなくていい。
ただ二人で過ごせれば、それで充分だ。
「……見んな」
「え? ……え?」
六本木にはしゃぐ虎杖たちを遠くに感じながら、伏黒はこちらをジッと見てくる詞織の夜色の目を隠した。
* * *