• テキストサイズ

夢幻泡影【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中

第4章 決意へのマーチ【秘匿死刑】


「……伏黒 詞織」

「は?」

「もしメグのお嫁さんになったら」

 瞬間――伏黒の思考は飛んだ。

 一度も考えたことがないわけじゃはない。
 嫁だの結婚だのとはっきりとしたものではないが、この先もずっと――……。

「……メグ? どうしたの?」

 詞織に呼びかけられ、伏黒の思考が現実に戻った。

 いや、何考えてんだ。いくらなんでも、気が早いだろ。


「何でもねぇよ」

 内心の動揺を悟られないよう、伏黒は意識して仏頂面を作る。だが、詞織はまだ何かを考えており、やがて ハッと目を瞬かせた。

「神ノ原 恵?」

「なんで、俺が婿入りしてんだよ」

「むぅ。兄さまたちは喜ぶと思うけど……」

「そういう問題じゃねぇ」

 まぁ、これくらいの傷であれば、【反転術式】で痕など残らないだろうが。

「……お嫁に行く宛がなくなったら、考えとく」

「そうだな」

 ピンッと軽く額を弾くと、恨めしそうにこちらを睨みつけてくる。

 そんな詞織を促して、伏黒は五条に指定されている場所へと向かった。

* * *

/ 1156ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp