第1章 一夜目.5時限目の空
大和「こ、これは…図らずしもナイーブな部分に踏み込んじまった」
三月「そっかぁ。一織もお年頃だもんなぁ」
大和「こらこらお兄ちゃん。しみじみしてないで。ほら、お相手の女性のことを調べませんと」
三月「え?いや、兄弟のそういうのって…なんか微妙に聞いちゃいけないような気になるんだよな。それに一織なら、まぁ間違いない相手選ぶだろうし」
大和「あそう。なら俺が聞いちゃお。なぁタマ、イチの好きな子ってどんな子よ?おっぱいデカい?」
三月「おいコラおっさーん!!」
環「ふつー?」
大和「なーんだ。じゃあやっぱあれか?真面目ちゃんの委員長系?いかにもイチが選びそうなさ」
環「ぜんぜん。めっちゃ遅刻するし。昼から学校来るとかしょっちゅうだかんな」
大和・三月(まさかの不良!?)
大和「ほ、他には!?他にこう、特徴とか!」
環「んーー…。あ、他のクラスの男に(お菓子)めっちゃ貢がれてる」
三月「ちょっとオレ、今から一織の部屋行って話してくる」
大和「ま、待てミツ早まるな!!弟の見る目をもっと信用してやれよ!!な!」
環「なぁヤマさん!いつジュース買ってくれんの?今からコンビニ行ってきてもいい?あ、あとパインみるくも追加していい?」