第6章 戦友は焔の錬金術師
アル「大佐の友人ですか! どんな人なんですか?」
エド「友人とか言っといて、実は女じゃねぇのか?vV」
ニヤリッとエドワードはからかうように笑った
ロイ「…そうだねぇ…、彼は男だが女のように可愛らしいんだよ」
ロイは顎に手を当てながら笑った
エド「…まさか大佐にそんな趣味があっただなんて…!!;」
ロイ「やめたまえ、彼は本当に大切な友人なんだ」
そう言ってロイは何処か懐かしそうな顔をした
アル「僕達も探しますよその人!」
エド「…待てよアル! 俺達だって探す奴居るじゃねぇか!」
エドワードは周りをキョロキョロと見渡す
アル「探す奴?」
エド「名前なんだったっけ…? ホラ、俺より背が…その…」
アル「…あぁ! あの子ね! 確かに何処に行っちゃったんだろう…?」
アルフォンスもエドワードと共に周りをキョロキョロ…
リザ「もしかして迷子になってしまってるんでしょうか…?」
ロイ「まさか; ダークももういい年頃なんだから…;」
エド「そう! ダークって名前の…、って、え?」
名前を思い出したエドワードとロイは顔を見合わせた
ロイ「…もしや、会ったのか…?」