シロイ、ヒカリ / Hunter×HUNTER カイト夢/
第4章 もっと、もっと
唇に触れる、カイトの指がもどかしい。
優しく動くたびに、どんどん欲しくなる。
「キス、して…」
初めて自分からねだる。
カイトが顔を上げて、じっと私を見つめた。
ふっと笑う。
「自分から、してみたらどうだ?」
私の体を起こすと、ベッドに腰掛けて向き合うように座らせる。
「…ほら」
言って、目を閉じる。
…そんな風に待ってます、ってされると恥ずかしいんだけど…。
……でも、カイトの唇がほしい。
両手を伸ばしてカイトの頰を包むと、顔を近づけてそっと唇を重ねた。