Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第42章 深淵■
ベッドの上でもルーナは積極的だった。
口淫でイカされ、上に乗られて激しくイカされ、ほとんどルーナに主導権を握られていた。
また理性を保てていないのか?とも思ったのだが、リヴァイの体を傷つけるような事は一切なく、ただひたすらに体を求められた。
恐らくルーナは、これまで以上に悲しみや悔しさやるせなさや、今後の不安など、溜まりに溜まった感情を吐き出したいのだろうと思い、リヴァイはそれを嬉しく思った。
こうして自分に全てをぶつけ、少しでもそれを発散してもらえるなら、これ以上に安堵できることはない。
しかしさすがのリヴァイもそろそろ限界が来ていた。
「なぁ…ルーナ…そろそろ俺にも抱かせてくれ…」
息絶え絶えにそう言って上に乗っているルーナをぐるりと反転させると自分の下に組み敷いた。
そして薄くなった所有印の上に唇を這わせ、また上書きするように吸い付いていく。
何度も搾り取られたはずの一物はそれだけでまた硬さを取り戻していく。
満足するまで所有印を付け続けた後、愛しい体を深く抱き包んだ。
やはり少し痩せたようにも感じる。
だとしてもこれ以上の安心感はない。
本気でそう思えるくらいにリヴァイの心は安らいでいた。
愛してる…
狂おしいくらいに…
どうしようもないくらいに…
お前のことを…
全ての愛を注ぎ込むように、ひたすらにルーナを抱いた。
何度も目眩を引き起こしながら、己の中の与えきれない思慕と情欲をさらけ出すかの如く、体を繋げた。
その度に、ルーナに、もっともっととせがまれる。
足りない…
もっと激しく
もっと狂おしく
もっと深く…もっと…
もっと愛して…
まだ足りないよ…
リヴァイ…
そしていつのまにかリヴァイは意識を手放していた。