Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第42章 深淵■
「…ごめん…やっぱり疲れてるよね。ダメだったらいいの…」
「ダメなわけねぇだろ、お前から誘ってくるのをどれだけ待っていたと思ってる…」
そうため息混じりに言い放ってから、ルーナの唇に噛みつき、後頭部を押さえ込んで引き寄せた。
「んっ!…んぁあっ待ってリヴァイっ」
「あ?」
ルーナに突然強く押し返され、リヴァイはつい不機嫌な声が出てしまった。
「…まずはお風呂から…でしょ?」
「・・・」
柔らかく微笑んで言われ、リヴァイはまた深い溜息を吐いた。
「お前のこの癖は昔からどうかと思う」
湯の中でルーナを後ろから抱き包みながら不満を漏らす。
「え?癖?」
「てめぇは昔からこうだろう。俺を散々煽っておいてから突然風呂とか言い出しやがる…あまり男の欲を舐めるなよ」
ルーナが上半身を動かしたかと思えば、火照った顔と潤んだ瞳でリヴァイの仏頂面をジィっと見つめてきた。
「っ…てめ……だからそういうふうに煽るのをやめろと言ってるんだ。どれだけ抑え込むのに苦労してると思ってる。」
リヴァイが余裕のなくなったような声色でフイと視線を逸らした。
するとルーナは体の向きを変え、リヴァイの両頬をグイと包み、真っ直ぐと視線を合わせた。
切なげに眉にシワを寄せ、これでもかというほど色欲を纏った艶かしい表情で見つめられ、リヴァイの血流が一気に早くなり、己の中の欲望が疼き出す。
「…ルーナお前…いつまでも俺の我慢が効くと思うなよ…」
「だから今すぐ抱けばいいじゃん…」
挑発的なその言葉でリヴァイの理性は一気に吹き飛んだ。
ルーナの唇を激しく奪い、舌を絡め取りながら乳房を乱暴に揉みしだく。
甘い吐息が漏れ出すのが聞こえ、下半身に熱が集まるのがわかる。
乳首を軽く抓りながら、もう片方の手で脇腹や腰を撫であげれば、ルーナの体がヒクヒクと跳ね出した。
「んんっ…は…リヴァ…」
「っん……」
喘ぎながらも、ルーナの方から首に絡みつかれ激しくキスをされ、リヴァイの吐息も漏れてしまった。