Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第39章 裂けかけていた糸■
最奥を激しく貫き続け、リヴァイももう限界だった。
貪るようなキスをしながら、最大限に律動を早める。
ぐちゃぐちゃと艶かしい音と、肌を打ち付け合う激しい音がする。
恐ろしくなるほどの快感が全身から押し迫ってきて、急いでルーナから唇を離す。
「リヴァイ!…んぁ…な、中に!中に出して!」
リヴァイはその叫びに一瞬眉を顰めたが、
バチンと腰を打ち付けると、大量の白濁液を子宮に注ぎ込んだ。
「っは……く……」
リヴァイは自身の額をルーナの額にくっつけて、最高潮の快感が止まるまで奥歯を噛み締め耐え忍んだ。
ルーナもそれとともに絶頂に達したようで、気を失うようにぐったりと脱力する。
繋がった体をそのままに、リヴァイは深くルーナを抱き締めた。
お互いに呼吸が整わず、激しすぎたその余韻に浸るようにずっとそのままの体勢で息を荒らげる。
しばらくしてから、リヴァイがずるりとそれを引き抜くと、ルーナの隣に倒れ込んだ。
「…ね…リヴァイ……」
「はぁ…はぁ……ん?」
「・・・」
呼びかけておきながら何も言わなくなったルーナを訝しげに見やると、ルーナの方に向き直った。
「なんだ」
言いたいことがあったけど、リヴァイの顔を見たら口を噤んでしまった。
ルーナはクラムにナカに出されたあと、リヴァイと会うまでに何度も洗浄したとはいえ、やはり今言うべきではないと判断する。
不安げな表情のルーナにリヴァイは覆い被さる。
「なんだ。言えよ」
ルーナは少し微笑んだ後、気付いたように慌ててまた顔を覆いながら答えた。
「だから…この顔…どうしたらいいの…」
リヴァイはその手を乱暴に剥がすと、目を細めて僅かに口角を上げた。
「お前は俺を散々困らせた罰として、今日はその顔で過ごすんだな」
「…う……」
何も言えなくなって顔を赤らめるルーナに、リヴァイは優しいキスを落とした。