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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第29章 星の降る夜■


「リヴァイ…」

顔を覗きこみながらルーナが呟いた。
蚊の鳴くような小さな声。


俺は寝たフリをしていようか、起きてルーナと話をしようか迷っていた。

すると突然ルーナのキスが降ってくる。


「リヴァイ…寝てる…よね…」


そしてもう一度キスが降ってきたかと思えば、俺の鎖骨にそっと吸い付いてきた。
チクリとした痛みを感じ、わずかに声が漏れそうになる。

ここまでされて起きないってのもおかしいかもしれないと思いながらも、ルーナがこの後なにをするのかという興味の方が勝ってしまった。

すると服の中に手が入り込んできた。
俺の腹筋をなぞり、脇腹をなぞり、胸や乳首をなぞっていく。
さわさわとする心地よいルーナの指の感触に、息が少し苦しくなっていく。


俺の下半身は既に半立ち状態だった。
それに気がついたのか、ルーナが手を伸ばしズボンと下着の間に手を忍び込ませゆっくりと上下に擦り上げてきた。

そんなことをされれば俺のモノはたちまち固くなり最大限に質量を増していく。
おそらく既に先走りがでているだろう。
ついに下着の中へ手を入れられ、直接こすられたそれは艶かしい音がし始める。

「んっ……」

もう俺は我慢の限界で声が漏れてしまった。

「…リヴァイ?」


俺は諦めたように目から手を退け、ルーナを見上げた。

月の光で僅かにわかるルーナの表情はなんとも言えない顔をしていた。
生気がなくなったような虚ろな瞳だ。
このルーナは正気を保てているのか?
だがそんなことを考える余裕が今の俺にはない。
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