第23章 叫び■

縛られた手首を上に上げたまま、ぐったりと顔を横に向け、肩で息をしているルーナを満足そうに上から見下ろすリヴァイ。


拘束するのも...悪くない。
俺はサディストか...



フッと小さく笑ってルーナの顎を掴み、正面を向かせた。


目が虚ろで、だらしなく開いた口からは唾液が零れ落ちている。
ひくひくとまだ痙攣している汗で光る裸体をじっくり眺める。



「いい眺めだ、ルーナ。」


リヴァイは自身の服も脱ぎ、裸になると、再度ルーナに覆いかぶさった。


「...大丈夫か？」


顔に汗で張り付いたルーナの髪をゆっくりと耳にかけてやると、息を荒く吐きながらこくりと頷いた。



可愛すぎる...
どうしようもなくこいつが好きだ...



リヴァイは手首の拘束を解くと、ゆっくりとルーナの脚を開き自身の下半身を当てた。


反り勃ったそれは肉蕾にこすれ、ルーナが小さく声を上げた。




早く入れて欲しい...

それなのに、さっきからリヴァイのそれは上下に擦れているだけだ。


「んんっあぁ...あっ...んんっ」


しかし敏感になりすぎた蕾から伝わるなんとも言えない快感につい声が漏れてしまう。



「ルーナ...ここからどうしたい？」


「んっ...はぁっ...リヴァイ...さっきも...言っ...たよ...」


「もう一度言うんだ」


「・・・」



「...言え」



「・・・」



リヴァイは上半身を押し倒してルーナに覆いかぶさり耳元に口をつけて静かに囁いた。


「...言ってくれ...」


その瞬間、ぞくぞくっとルーナの中の情欲が逆撫でされた。


「リヴァイ！が！ほしい！くだ...さい...！」


「あぁ。くれてやる」


その言葉と同時に一気に最奥までリヴァイの物が滑り込んできた。


「あぁあぁっっ！！ふぁあ...！」


ズチュッズチュッと厭らしい音が鳴り響き、律動が早くなる。


ルーナの中でこれでもかというほど締め付けられるリヴァイのそれははちきれんばかりに質量を増していた。


「くっ...ルーナ...やべぇ...」


リヴァイはあまりの快感に、ルーナの体をギュッと強く抱きしめた。


「んあぁっ！...リヴァイッ！...んはぁ！...」

「ルーナッ...んっ.....顔を見せてくれっ...」