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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第19章 弱点■


第57回壁外調査が始まった。

「長距離索敵陣形に展開せよ!!」

エルヴィンの声で一斉に散らばっていく。

ルーナは後方から全体のその光景を見守った。
徐々にリヴァイ班とエレンが見えなくなっていく。

その背中の自由の翼にこれでもかというほど祈った。
どうかお願い...最後まで無事でいて と。



しばらくして、あちこちで煙弾が打ち上げられた。

それに呼応して陣形は少しずつ位置を変えていった。

すると黒い煙弾がルーナの目に入ってきた。

「!?」

ついに来た。奇行種だ...!

あれはネス班の場所だ。

ルーナは軌道を変えて目を見張った。
14m級はありそうなそれは明らかにほかの巨人と動きが違う上に姿も女のようでなにか妙だ...

全身に鳥肌がたち、強ばるのが分かる。

しかしルーナの仕事は全体の把握なのでとにかくネス班の無事を祈り、違う班の様子を見に軌道をずらして行った。




どのくらい時間がたっただろう。
左翼側は問題ないことが把握できたが、右翼側の煙弾が何やら騒がしいと感じて走り続けていくと、アルミン、ジャン、ライナーの3人の姿を発見した。

え?!

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