Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第4章 噂
「ちょっとおおおールーナーっっ!!!!」
ガバッと後ろから抱きついてきたのはハンジだった。
「ッ!!ちょっともうっハンジ!後ろから突然来るのやめてっていつも言ってるでしょ!心臓に悪いっ」
ルーナは自分より頭一つ分二つ分くらい背が高いハンジを押しのけて言った。
「いや黙ってられないでしょ!最近こんなに噂になってるのに!」
「はぁ?!」
「リヴァイと夜な夜な毎晩何してんの?」
耳元に口を近ずけてコソッと言うハンジに、ルーナは思わず後ずさった。
「んぁー、えっとね、そ、掃除。」
「は...???」
ポカンと口を開けたままハンジはルーナに穴があくのではないかというくらい見開いた目で凝視した。
「...いや、ほんとなんだって。本当に掃除してるの。2人で。」
「へぇー...まぁ...考えてみたらルーナは無類の掃除好きだし、リヴァイも潔癖症って聞いたし...んーーありえそうか。」
なんだそっかっ!
と肩をポンと叩いて笑うハンジに、ふぅっと胸を撫で下ろす。