• テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第10章 勝負■


「はいっ!私たちの勝ち〜!」

ハンジが言うとルーナは「やったぁ〜!!」と言いリヴァイの腕からすり抜け3人の元へ行ってしまった。



「・・・てめぇら」


「なんだよ、木刃を取り上げた方の勝ちだろ。」

キッと睨み返すリヴァイにナナバは言った。


「くっそ...手加減してればいい気になりやがって」


「ルーナに気を取られてたのはあんただろ」

ナナバのセリフにリヴァイは押し黙った。


「ごめんね、リヴァイ」

眉を寄せて呟くルーナの顔を見て、一気に気が抜け、なんだかバカバカしくなってきてしまったリヴァイ。




「とりあえず作戦成功だね!!」

ハンジはそう言って3人の肩を抱いた。



「・・・さてではもう解散しよう。お前たちもやらなくてはならないことが山積みだろう」

エルヴィンはそう言ってそそくさと立ち去って行った。


集まっていた兵士たちも未だ興奮を隠しきれない様子で、勝負の感想を口々に言いながら歩いて行った。


「あれ、そういえばエルヴィンとの勝負がまだ...」

ハンジが言うと、リヴァイが

「あいつ逃げやがったな」

エルヴィンの後ろ姿を睨みながら言った。
/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp