• テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第63章 Moon【番外編】


そして、たくさんのアーティストやバンド、アイドルグループが綺麗に整列して座る中、本番はスタートした。

NoNameの出番が来た時、抽選で当たった観客たちは一際大きく歓声を上げていた。

今回は1番人気を誇っている楽曲、NoNameの代名詞であるとも言える「跪け!豚共が!」を歌うらしい。


それはもう大盛り上がりだった。


そして…ルーナの出番がついに回ってくる。

司会者の方は、海外で有名な流行りのアーティストだなどと紹介の文句を並べたあと、突然言ってきた。

「ようこそルーナさん!
初登場のご感想をどうぞっ!!」

「えぇっと……気に入ってもらえたら…
嬉しいかなって思います…」

たどたどしく、笑顔を作ってはいたものの、自分でも何を言っているのか分からなかった。
というのも、この司会者(人気アナウンサーらしい)は、ヒストリアだったからだ。

当然彼女も気がついているらしく、さっきからしきりに目が合っていたのだ。


そして、歓声に包まれる中、あの曲を披露したのだった。
/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp