Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第63章 Moon【番外編】
まず、
いきなり大きな声で、
「跪け!!豚共が!!」
と散らし、その後の歌詞は
まぁこういった感じだ。
切り裂いて見せてやる
未来さえも
救いを求めるのならば
跪け
淀む視界 歪んだ常識
この世界は誰のものか?
答えなんてわかるはずもない
今この手で塗り替えてやる
限りなき自由の翼はこの背に
彷徨ってどこへ行く
その体が進むべき道が欲しいなら
ひれ伏せよ
これがパンクっぽくなっている感じ。
けれど、ノリノリになれるような曲調を持っていた。
「はっ、すげぇ曲だな」
「ふふ、そうね」
ナナバとアリーは笑って言った。
「あ〜とりあえず明日、生でこの人たちが見られるなんて楽しみだなぁ〜挨拶しないと!この人たちの好きなものでも差し入れしようかな?」
「えー!やめときなよ!変人たちなんだから何されるか!」
ナナバを無視して雑誌を捲る。
"ファンの方から、Lさんの好きな食べ物はなんですか?とのことなのですが、お教えいただけますか?Lさん"
"ない。飲み物なら紅茶だが。
ちなみに市販のものでいえばまだマシなのは○○ティーだ"
「……紅茶か…なんか懐かしいな…」
ルーナはさっそくこの国の紅茶専門店を探した。