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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第52章 新月■


ラストスパートをかけるように律動が早くなっていき、
リヴァイから与えられる刺激に溺れて喘ぐ自身の声が、浴室に反響している。

鏡を見ていたいような見ていたくないような…
その甘くはしたない姿と声に、ルーナは恥ずかしさで目眩を覚えた。

でも…
ここまで深く繋がれて、ここまで2人で生きているという実感を得られる行為を他に知らない。

今2人が感じていることは、まさに"幸福"だ。


「お前はずっと…っ俺のもんだ…っ…」

「リヴァイもっ…私だけのっ…あぁん!…」

ルーナは絶頂に達したように身を痙攣させた。
脚がガクガク震え、立っているのもやっとなくらいの快感に酔いしれる。
それでも容赦なく突き刺してくる甘美な刺激に、ルーナは目を虚ろにさせながら必死にリヴァイを受け止める。

「く…は…ルーナ…っ!…」

バチンと最奥に刺さったかと思えば、瞬時に抜かれ、床にたらたらと白濁が勢いよく落ちていく。

ヘナヘナと崩れ落ちそうに脱力するルーナをリヴァイが抱きかかえた。
床に腰を下ろして包み込み、濡れて顔に張り付いている乱れた髪を退かしてやると、ルーナが小さく笑った。

艶めかしく煽るように荒い呼吸をしている愛してやまない女が自分を優しく見上げている。
白く美しい乳房は何度も上下し、水滴でテラテラと光っている。

ルーナが見上げれば、そこには悩ましげに眉をひそめ、口を僅かに開けてハァハァと息をしている愛しい男の色欲を纏った顔が自分を見つめている。
硬く逞しい腕に包まれ、身も心もこの男の色に染め上げられているのだと実感する。

好きで好きでたまらない。

その思いを互いに注ぎ込むようにキスをする。
甘い口付けを交わしながらリヴァイがシャワーのコルクを捻る。

2人の再会の悦びを祝うかのように熱く激しいシャワーが2人を打ち付けた。
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