第52章 新月■

「まさかお前…浮気とかしてたんじゃねぇだろうな？」

「は、はぁあ？！」

なぜそんなことを言うのだろうか。
いくらなんでも酷い！と思ってルーナは鋭く睨んだ。

「こんなに長い間、普通溜まるもんは溜まるだろ」

「リヴァイ！本気で怒るよ！」

ルーナの顔がすでに本気で怒りの表情になっている。
顔を火照らせ汗が光っているのは長湯のせいとさっきイかされたせいであろうが、そうともとれないくらいにいきり立っている。

「ふっ…すまん」

「もうっ！そういう冗談はやめてよね！」

リヴァイはつい口角を上げてしまった。
感情的なルーナは滅多に見られないから可愛くてしょうがない。

「じゃあなにか？お前は…ずっと溜め込んでやがったってのか…ここに…」

リヴァイはまたルーナの割れ目をまさぐった。

「はああっ！や…ぁ」

慌てて手を掴まれるが、構わず蜜壷に差し込む。
そしてルーナの耳を口に含む。

「なぁ…答えろよ…本当はどうなんだ？」

コソコソ話のように耳元で囁かれ、ゾクゾクっと一気に鳥肌が立つ。

「答えろ…ルーナ…」

耳を舐められながら囁かれ、そして下の蜜壷と蕾はやわやわと刺激されている。
もう声を抑えるのも限界で、身を捩りながら小さく喘ぐ。

「なぜ何も言わない。言え…」

「あっ…いやぁ……んなの恥ずかし…」

「あ？何言ってる。
俺に言わせといてお前は言わねぇのかぁ？」

「ひぁっ！…や…あん…！」

蜜壷の壁をグイグイとつつかれ急き立てるように言われひたすら喘ぎ声を上げる。

「おら、早く言え」

「…んやぁ…っ…んん！」

グチョグチョという音とともに、いつまでも快感に悶え狂うように小さく鳴き続けるルーナに、ここまで来たら絶対に言わせてやる！と意地になる。

「いいだろう。お前の体に聞いてやる。」

手の愛撫を止め、善がっていたその体を横向きに抱えあげる。
驚いたように虚ろな目を見開いているルーナは一瞬にして自分の体が浮き、そして風呂からあげられたのがわかる。