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【R18】遥かな愛
第1章 始まり
制服に着替えた私は、学校の鞄に教科書を入れる。
昨日は眠たくて、寝る前に準備出来なかった。
準備が終わって時計を見たら、遅刻しそうな時間だった。
『あ、もう学校に、行ってきます』
樹戸さんに声をかけて慌てて玄関に向かう。
「送っていくよ」
『えっ』
「中学校の近くに用事があるからね。ついでに送るよ」
い、いいのかな……
でも、遅刻しそうだし……
『じ、じゃあ、お願いします』
樹戸さんに頼りすぎていないかな、大丈夫かな……
少し不安になりながら、ドアノブに手をかける。
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