第2章 往昔
ぐぐっと体を前に倒されて、奥までお父さんのが入る。
『(痛い、痛いっ──)』
「初めてなんだね、ちゃんってもうそう言う年頃だからやってるかと思った。自分でもしたこと無さそうだし」
『 あっ、いやっ、やだっ、動かさないで…っ!』
辞めてと訴えているのに、やめてくれない。
『ぁっ、っやあ、あ、ひんっ、っ、やだ、ぁあっ!』
「イイの間違いだろう、もっと気持ちよくさせてあげるから」
『違っ…んぅ、ぁ、はっ、や、ん…っ』
唇を重ねられて、舌も絡めさせられた。
『あっ、あ、んッ、あ、ひ…っ…ッっ、ぁ、奥っ、つ、い、突いちゃッ....』
奥まで突きあげられて、どうにかなりそう。
「ほら、イくよ」
『ぇっ、いやっ、ぁあ!ひィっ、ぁあああっ!』
身体が、ガクガクと震えた。
その瞬間何なのか分からなかったけど、気持ちいいと言う言葉が頭に浮かび、首を横に振って痛い、やめてと抵抗する。
でもお父さんはどんどん腰のスピードを速めていく。
そしてドクン、と奥のナカに何かが注ぎ込まれた。
お父さんは、自身のモノを中から抜いた。
初めての感覚。快感。でも、どっと疲れが出た。
はあ、はあ、と肩で息をする。
やっと終わった、と思ったけどまだ終わらなかった。
『は、なんでっ…』
何故かまたお父さんは私の中に入れてきた。