第16章 まさかのライバル出現

＿＿＿＿

こ「あの人彼女持ちとか気にしないタイプだな」

『むり…まりあ先輩かわいいから不安になる…』

こ「自信もちな、負けんな。いつでも相談のる」

『ことねありがとね』

ま「あ、ゆりなちゃ－ん！」


え……？


「「まりあちゃんだ、かわい－…(小声)」」

「「隣の人、彼氏かな？美男美女じゃん(小声)」」

類「まりあくん…僕たち3人で帰るから。離して」

ま「私も一緒に帰りま－す」

『あ、類くん、わたし用事あるの思い出したから…先帰るね、またね』

類「え、ゆりなまって」

ま「だってよ！類くん帰ろ♡」

『ことね、行こ』

こ「いいの？」

『今はむり…』

こ「わかった、」

＿＿＿＿

こ「ゆりな、家着いたけどよってく？」

『いいの？』

こ「いいよ、ただいま－」

こ母「おかえり－、あ！ゆりなちゃん久しぶりね！」

『急にすみません…お邪魔します』

こ母「いいのよいいのよ」

こ「部屋行こっか」



こ「あれ絶対わざとだよね…性格悪すぎ」

『……』

こ「類くんも離してって言ってたのにね」

『……』

こ「ゆりな…？」

『…類くんかっこいいから覚悟みたいなのはしてたけど、いざ目の前でされたら耐えられない…泣』

こ「ゆりなが泣いたらつられるんだけど…泣」

『あはは、なんでよ。類くんが好きって気持ちは変わらないし！大丈夫』

こ「もう～～、そういうとこよ！かっこいいわ」

『照れるなあ、ありがと』

［LINE］＿＿＿＿

類「ゆりな」

類「家着いた」

類「待ってる」

＿＿＿＿＿＿＿＿

『類くんからLINE来た、家で待ってるって』

こ「行ってきな」

『うん、また明日ね！お邪魔しました！』

こ「うん」

こ母「は－い」