第16章 まさかのライバル出現
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母「類くん部屋にあがってるよ」
『ありがと』
『ただいま』
類「ゆりな…!絶対嫌な気持ちしたよね、ごめんね」
『類くん謝らなくていいのに』
類「LINE返信なかったから嫌われたかと思って」
『あ、心配させてごめん。類くんのこと嫌いにならないから、うん。』
類「ありがとゆりな。僕もゆりなのこと嫌いにならないからね」
……えぇい!
類「…?!///急に抱きついてどうしたの」
『んへへ…好き!』
類「かわいいぃぃ…ゆりながいるから生きてる…」
やば、うれしい、死ねる
『うれし-…類くんが嬉しいこと言ってくれたから大丈夫!』
類「ふふ、うん。じゃあ帰ろっかな」
『わかった、ありがとう』
[LINE]____
こ「どう?大丈夫?」
『大丈夫!逆にもっと好きになったもんね!』
こ「あ-ら、かわいい、よかった」
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類「ゆりな、学校行こっか」
『行ってきま-す』
ま「あ!類くん!おはよ、一緒に学校行こ!」
まじか、家にまで来るんか!そしてわたしは無視?!
類「…おはよう」
ま「ゆりなちゃんいたんだ!おはよ」
『おはようございます…』
ま「れっつご-!」
類「まりあくん、腕組むのは無理」
ま「え-、けち」
けちじゃね-よ、ここまでだと逆に感心するわ!しないけど!!
こ「ゆりなおはよ!…は?」
ま「ことねちゃんおはよ♡」
こ「おはようございます…チッ(小声)」
舌打ちしとるやんけ
類「ゆりなまたあとでね」
「「やっぱあの二人付き合ってるんでしょ(小声)」」
「「けどあの子にまたあとでねって言ってた(小声)」」
「「ただの友達じゃない?(小声)」」
周りの声きついわあ
こ「気にすんな、行くよ」
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類「ゆりな帰ろ!」
『学校で手つなぐとか珍しいね』
類「ふふ、だめ?」
「「え?あの子が彼女だったの?(小声)」」
こ「ほらほら、イチャつかないでさっさと帰るよ」
ま「類くんいた!帰ろ!」
類「まりあくんとは一緒に帰れない」
ま「なんで?別によくない?ねぇゆりなちゃん」
こ「いいん?ゆりな」