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救いの光[鬼滅の刃・R18短編集]

第2章 悲鳴嶼×夢主


:「…悲鳴嶼さんは、私が鬼を逃したとき何故怒らなかったのですか…」

悲:「鬼を逃したいと思って戦っている者は鬼殺隊にはいない。怒ったところで仕方がないであろう…」

:「…逃した鬼は、あの日死んだと思っていた弟でした…」

悲:「…そうか…なら尚更取り逃した私にも責任はある…怒ったりはしない…」

:「…次はどんな鬼も絶対逃しませんから…」

悲:「…あぁ…」






それから月日は流れて、炭治郎達とたちが出会うこととなった。

が任務で怪我をしたため、蝶屋敷へと向かった。

胡:「怪我したんですか?珍しいですね。」

:「…」

胡:「ほんとに、もう少し愛想良く出来ないんでしょうか?冨岡さんより意思の疎通が取りづらいですね。」

:「…すまない…」


そして手当てを終えたため蝶屋敷を出ようとした時だった。

炭:「昨日柱合会議にいた人ですよね!こんにちは!」

善:「いぃぃぃやぁぁぁ!すごく美人ですねぇぇ!大人の魅力が溢れてるよぉぉぉぉ!」

伊:「…ツヨソウ…」

:「…頭突きの子…」

はチラッと炭治郎達を見るとそう言った。

:「…鬼は?…」

炭:「…っ、禰󠄀豆子は、妹は、鬼なんかじゃない!禰󠄀豆子は誰も食ってない!他の鬼は違うんだ!昨日あなたもいたじゃないですか!」

:「…鬼は鬼だよ、食ってようが食ってなかろうが…」

炭:「っあなたも頭突きした人も!いい鬼と悪い鬼の区別もつかないなら柱なんてやめてしまえ!」

:「…私は柱じゃない、妹だからそう思うだけだよ、それに聞くけど、その良い鬼と悪い鬼の基準て何?…」

炭:「禰󠄀豆子は人を食ってない!いい鬼だ!」

:「…浅はかだね…」

善:「美人だけど、禰󠄀豆子ちゃんのことひどく言い過ぎじゃないですか?」

:「…じゃあ、
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