第7章 特級呪物ー3ー
『大丈夫。何も東京までトんでもらう訳じゃねーし呪言なんだからさァ。
安全な場所と言えば校庭じゃねーの?ま俺もそこに呪霊連れてくけどな。
俺ァオマエらみたいな人間じゃねーんだよ。別に死ぬ事に後悔なんてねーしな。恵も色々あって虎杖も色々あって結局は“死にたくない”に辿り着くんだろ?
完璧でもないし不完全でもねーんだなァ。人との関わりなんて実際は生きてく時にいるかいらないか問われたら迷わずいらないって答えるに決まってるしさ。
今のは途中から目の前に居たオマエ(呪霊)に言ってたのに校庭行くとかどうかしてるじゃん。
絶対オマエ産んだ親が悪いわ。心底同情する』