第6章 特級呪物ー2ー
呪霊1[いま
なンじですかあ
みぢかいはりはあ
ジュういちいぃ]
佐々木「(なにあの化物…!)」
佐々木「!!い
井口!良かったあ。どこ行って______」
呪霊2[じゅるるるるるる]
井口「けて…」
呪霊1[いまなんじですかあ]
佐々木「きゃあああああああ」
伏黒「!もう部室を出たのか!」
『そうみたい。恵、二手に分かれよう。そっちの方が効率が良い。
僕は向こう側を殺るから恵はこっち側を殺って。
死ぬなよ』
伏黒「勿論」
宵宮が去っていった途端に伏黒の前に呪霊が現れる。
伏黒「邪魔だ。
[玉犬]
喰っていいぞ」
『あああああクソが!!何で祓っても祓っても出てくるんだよ!!!
«呪霊炎華【黒赤】薔薇 肆»』
黒赤色の薔薇の花言葉・・・「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」
4本の薔薇の花言葉・・・「死ぬまで気持ちは変わりません」
『これでも湧いてくんのかよ?!
ハァ…呪霊操術を学べば良かった…こんな雑魚相手に呪言なんて使ってたら対宿儺になった時終わってるよ…
低級ならいいか。
【動くな】』