第6章 特級呪物ー2ー
虎杖「お札ってそんな簡単にとれんの?」
『呪力のない人間には無理だね。普通はなんだけど。
今回は封印されてた物が強力だったし封印も年代物だから紙切れ同然。
いつでも封印とけますよ~、といてください~。誰でもとけまーす状態なんだよね』
虎杖「{つってもなあ“呪い”なんていまいちピンとこねぇ。ただの痛い人だったらどうしよう。
でもなんだ!?この圧は!!}」
『恵。体力は大丈夫?』
伏黒「嗚呼。
虎杖、部室はどこだ?」
虎杖「!!待てよ!!俺も行く!やばいんだろ!?二月やそこらの付き合いだけど友達なんだ!放っとけねえって!!」
『自分一人じゃ何も出来ないに等しい分際で物事を言うなよ。
大体、対特級なんだから非呪師に口出ししないでほしい。
とにかくオマエはここに居ろ。
逃げても良いんだからな?』