第4章 特級呪物
夜、ある学校に男と女が忍び込んでいた。
伏黒恵と宵宮零だ。
伏黒と宵宮はその学校の百葉箱の前で立ち止まった。
伏黒「てか、宵宮って何級?」
『え?特級』
伏黒「?!」
伏黒「…こんな所に特級呪物を保管するとか馬鹿すぎるでしょ」
『うん、それは同感する』
伏黒と宵宮は百葉箱を開け、その中を覗いた。
『無いね、特級呪物』
伏黒「電話するか」
伏黒は五条悟に電話を掛けた。
伏黒「『ないですけど』」
五条«え»
伏黒「『百葉箱、空っぽです』」
五条«マジで?ウケるね»
伏黒「ぶん殴りますよ?」
五条«それ、取り戻すまで帰ってきちゃダメだから»
五条はそう言い勝手に電話を切る。
伏黒「今度マジで殴ろ」
『協力するよ恵』